おねえちゃんのブログ

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裁判体験記その2

 アメリカに来た直後から、「違反切符を切られても罰金を払わず、裁判所に行くといい」という話は聞いたことがあった。裁判所に切符を切った警官が現れなければ勝ち、警官なんて忙しいからわざわざ裁判所に来ない、よって大抵は勝って無罪放免になる、といった漠然とした話だ。日本にいた頃は免許取消にまでなった私も、今じゃすっかりいい大人。渡米以来、数えるほどしか違反切符を切られていない(それでも切られてんじゃん・・・)。なので、その「裁判所に行けば勝てる」という漠然とした話は、あくまで漠然とした人づての話でしかなく、具体的な知識はなにもなかった。
 そんな漠然とした話を思い出し、罰金を払わずに裁判所に行くことに決めたものの、未知の領域(?)への一歩がなかなか踏み出せない。そこで裁判所に行く前に予備知識を仕入れるべく、ちょっとインターネットで調べてみた。
 結果、分かったこと。最初に裁判所に出頭した時点で、「有罪を認めて罰金を払う」「罰金の支払期限の延期をお願いする」「(有罪とも無罪とも言わず)裁判を要求する」「無罪なので裁判で争う」というように、いくつか選択肢があるらしい。また最初に裁判所に行った日にいきなり裁判をやるわけではなく(考えてみれば当たり前だわな)、その日は裁判の予約を入れるだけで、裁判は後日行われる。どんなに明白な違反でも、すぐには罰金を払わずに裁判を要求すると、何故か罰金がかなり安くなるらしい。
 そっか、まぁとりあえず「訴え損」になることはなさそうだ。失うものはなにもないどころか、罰金が安くなるならそれだけでもいいじゃないか。
 そうは思うものの、やはりなかなか足が裁判所に向かない・・・。出頭の期限は8月15日である。
 遅く行ったほうが裁判の日程も遅くなり、警官が来る確率も下がるに違いない、と勝手な言い訳を自分にしつつ、うだうだと先送りにしていた裁判所出頭。本当はもうこの際、期限ぎりぎりの15日に行こうかと思ったのだが、その日に用事ができてしまった。そこで期限を翌日に控えた8月14日、重い腰を上げてチャリチャリと自転車に乗って裁判所に行ってみた。
(続く)

 以下、裁判とはまったく関係のない余談だが、最近よく自転車に乗っている。半径4〜5km以内で、バックパックに入れて背負える程度の荷物しかない時限定だが(前カゴ荷台付きママチャリがほしいところだが、あいにくマウンテンバイクなので、ウエストバッグかバックパックに入る荷物しか運べない)、ガソリン代節約と運動不足解消で一石二鳥である。半袖短パンでチャリチャリしているお陰で、両腕は見事な土方焼けだ。
 しっかし裁判所まではチト遠かった・・・。恐らく6km程度だと思うが、往きがずぅ〜〜〜っと登りなのである。急な登り坂は短いが、残りも基本的にだらだらと登っている。えれ〜疲れた。その代わり、帰りは楽だったケド。