今を遡ること10数年前、世紀が21に変わろうとしていた頃、日本は格闘技バブル状態だった。90年代半ばにK-1が登場して徐々に人気を博し、90年代終盤に登場したPRIDEは一度限りのイベントかと思いきや、年に一度からさらに開催回数が増えていき、全盛期には2ヵ月に一度ペースで興行を打っていた。
単発の興行も次々と打たれ、選手へのギャラも鰻登り。たった1回の出場ギャラに平気で1億も出す日本のリングを、世界中の強豪たちがこぞって目指していた。日本のプロレス界からも、腕に覚えのある者が格闘技の大会に出場するようになっていた。
雲行きが怪しくなってきたのは2008年あたりからか。いや、その数年前から格闘技バブルは徐々にはじけていき、PRIDEが消え、代わりに登場したような戦極もアッという間にマイナー落ち。こぞって日本のリングを目指していた世界の強豪選手たちは、UFCをはじめとする海外のリングに散っていった。ライバルのPRIDEが消えて、立ち技のK-1に加えて総合のDREAMまで立ち上げ、一人勝ちになるかと思われたFEGですら2009年頃から選手へのギャラの未払いが発生。今年からはもうメジャーな格闘技大会、なくなっちゃうの・・・?と心配していたところに未曾有の大災害で泣きっ面に蜂。かつては世界中で興行を打ち我が世の春を謳歌したK-1 GPも、今年はナシ。ようやく5月末にDREAMが、間もなくK-1 MAXが開催されるものの、地上波での放送はなし・・・ということは、大会のDVDがレンタル店に並ばないから(おそらく衛星でのPPV放送はやっているのかもしれないけれど、地上波番組でやってくれないと、大半の在米日系ビデオレンタル店に番組を録画したDVDが入荷しない)私は見られない・・・、すっげー悲しい・・・
#月1から数カ月に一度、格闘技のDVDを借りてきて見るのが数少ない楽しみの1つだったのに!
もしかしたらYouTubeなどで見られる試合もあるのかもしれないが、私はそんな個別の試合が見たいわけじゃない!(地上波番組でカットされた試合を見るためにYouTubeを利用したことはあったけど) 大会全体を一つの流れとして楽しみたいんである。編集された番組なら番組で、その番組の流れを楽しみたいんである。個別の試合をバラバラに、しかも1試合ごとにいちいち検索しながら小さい画面で見ても、楽しくもなんともない!
ちなみに25日のK-1 MAXはインターネットで生中継するらしいけど、アメリカからもちゃんと見られるのかな・・・? まあ、それでちゃんと見られるなら地上波がなくても許すけど。
で、すっかり前フリが長くなってしまったが、プロレスの復権である。最近になって、自演乙とか京太郎とか、K-1で実績のある選手がプロレスに参戦している。生活費を稼がないとといった「大人の事情」はあるにせよ、彼らが元々プロレス好きだったことも事実のようだ。格闘技バブルの時代にはバカにされてきた(と思う)プロレスが、ここに来て見事な復権である。さらに機を見るに敏な(?)猪木さんが「俺は昔からプロレスと格闘技を分けて考えたことなどない」なんて言いながらFEGが放出した(???)人材をかき集めて8月に割と大きい興行を打つらしい。
やっぱプロレスは奥が深いというか、すべての基本というか、常に変わらずにそこにあるというか、私も元々はプロレスファンだし、いいねぇ~、プロレスの復権。プロレスにはこれからも細く長く、そして常に「そこにあって」ほしいもんである。
(なんか全体に言葉足らずで、スンマセン・・・。ファンに読ませるには書き足りないし、非ファンには意味不明になっちゃったかも。じっくり書いてる時間がなくて、でも時間ができるまで待ってたらネタが腐っちゃうんだよぉ~)