祖父母について書いてから、随分と時間が経ってしまった。そろそろ父について書こうかと思っていたら、「笑っちゃうぐらい不運な」母に、またしてもあり得ないような災難が降りかかったとのメール。これはもう、とっとと書いていかないと、(読みたい人がいるのかどうかは疑問だが)書きたいネタがどんどん溜まって収拾が付かなくなる。
というわけで、父のことなのだが、父はおそらく1990年代終盤からの透析患者だ。93年に渡米以来、自分に子どもが生まれるまで連絡を取っていなかったので、正確なところは不明だが、何しろ本当に長年の透析患者である。
そして今(もうすでに、ちょっと古いか)、人工透析ネタと言えば、独りよがりの暴言アナ、長谷川豊である。
何年も連絡すらしなかったことからも推測されるだろうが、私は父に対してものすごく愛おしいとか絶対に味方をしたいとか、そういった感情はいっさいない。それでも、人工透析患者の家族として、ああいう書き方をされたら相当にムカつく。そもそも「自業自得の透析患者」ってなんなんだよ?! だいたい、自業自得じゃない病気なんてあるのか? 風邪やインフルエンザだって、予防しなかった自業自得、免疫力を高めておかなかった自業自得。転んで骨を折っても自業自得。先天性や遺伝性の疾患なら、親の自業自得。アホくさ・・・
確かに、透析患者の医療費はすべて無料というところに、不公平感はあるだろう。私も、父の話を聞いて初めて知り、結構驚いた。だったら、医療費はすべて無料にしろよ、というのなら話は分かるが、自費負担できない患者は殺せ!とは、仮にも先進国でメジャーなメディアに出演している人間の台詞とは到底思えない。あきれ果てて、恐れ入りました・・・である。フィリピンのドゥテルテ大統領だって(少なくとも公の場では)そんなこと言わないだろう。
元々、意味不明の理由でフジテレビをクビになった局アナ崩れに何の興味もないので、長谷川豊のブログなんてものも読んだことはなかったが、とりあえず当該日のだけは読んでみたさ。もっとあきれ果てたさ。てめぇーはTPP推進派の回し者かよ? どこぞの巨大(巨悪)グローバル企業から金でももらってるのかよ?
老舗先進国であるヨーロッパ諸国をはじめ、今時、人間らしい暮らしのできる国というのは、医療費は基本的に無料なものである。そうじゃないのはアメリカぐらいで、アメリカの医療制度が破綻していてオバマケアも大した変化をもたらせていないことぐらい、並以上の知識の持ち主なら誰でも知っている。キューバだって医療費は無料。しかも、自国民に対してだけ無料なカナダと違い、外国人でも誰でも無料だ(マイケル・ムーア監督の「SICKO」でも見ろ!)。
保険制度の話を始めると、国家予算の割り振りの話など、どんどん広がっていって何が言いたいのか分からなくなってくるので、話を長谷川豊に戻す。
この男が醜悪なのは、炎上商法ブログ(?)で墓穴を掘ってレギュラー番組をのきなみクビになったこと自体ではなく、その後の対応である。まるで悲劇のヒロイン(?)を気取り、力一杯お門違いの被害者ヅラ。まるで一部の人間に陥れられたかのごとく見当違いの論陣を張り、いかに自分が誤解されているか、いかに自分の味方がたくさんいるか、延々とぐたぐたグタグタご託を並べて言い訳オンパレード。
「敗軍の将は兵を語らず」ってことわざ、知らんのかね???
ほんっと、見苦しいにもほどがある。今度こそ本当に、とっととメディアから消え去ってくれ!
・・・というわけで、前置きとして、私自身のストレスもしっかりはき出したので、次はようやく、父の話を書きます。(読みたい人がいるのかどうか謎だけど)